(趙幹事) | この内視鏡研修会は近畿だけの取り組みなのか?研修会で何を行うのか?目的が不明なので決まっていたら教えてほしい。 |
(伊藤支部長) | どのような内容にするかも含めた準備委員会をまず立ち上げることを提案している。関東甲信越支部では地区の医師会と連携する形で既に始まっている。東北支部でも昨年度コロナ禍で中止となったが、今年度から開始予定である。 |
(中島幹事) | 滋賀県では、県主催で講習会があるが、他府県ではどうか?県ですでにやっているので、学会で開催する必要があるか。 |
(小林幹事) | 京都市は、2017年に内視鏡検診がスタートしているが、同時に研修会も行っている。 |
(中島幹事) | 滋賀県では講習会参加が4割ほどしかない。まずは、県の講習会の参加率を上げることが課題である。 |
(田中幹事) | 次回の地方会会長として、地方会の参加率を上げることが広告費等企業の協力を得やすく、ひいては地方会運営はかなりよくなると思う。県の講習会との親和性や参加率への影響などは分からないが、まずは内視鏡検診の広報を入れてみるなどから始めることを検討してはどうか。 |
(辰巳幹事) | 大阪府の対応としては、アンケート調査や帳票のひな型などを各自治体に対して行った以外は、具体的なことは何も実施されていない。いくつかの自治体の保健師の方から私に講演依頼があるなどの状況が続いたため、大阪府としての何らかの研修会の開催の必要性を感じていた。私の呼びかけで、大阪市の担当者の方から企画案を添えて大阪がん循環器病予防センターに研修会の開催を要請していただいた。これらの過程を経て、大阪がん循環器病予防センターが、大阪府からの委託事業(検診の精度管理事業)として大阪府対策型胃内視鏡検診研修会を主催し、講演会をオンデマンド配信している。
大阪市は、大阪市が主催して、マニュアルに則り毎年研修会を実施している。高槻市や堺市など内視鏡検診に積極的な自治体も中心となる先生により研修会が開かれていると聞いている。大阪府内でも状況が様々で、これを近畿で足並みを揃えてとなると予算や運営の課題が大きいと思う。 |
(伊藤支部長) | この場で準備委員会にふさわしい議論を行っていただいた。以上の意見を鑑み、今回は保留、継続審議とする。 |